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【2023年10月】一般NISA・つみたてNISA開設するならどっち?

悩みがある
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2023年の今から投資を始めようと思ってNISA口座を開設しようと思うけど、「一般NISA」と「つみたてNISA」どっちの口座を開設しようか迷う。。

今回はこんな悩みに対する記事です。

UG
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先に言っておきますが、「全員こっちがいいですよ!」という絶対的な答えはありません。「ぼくの場合はこっちが自分の投資戦略に合っていると感じた」という話を元に「こんな人はこっちがいいですよ」という話をしていきます。どちらかを選ぶヒントにして頂ければと思います。

【2023年10月】一般NISA・つみたてNISA開設するならどっち?

結論:ぼくはつみたてNISA口座を開設しました!

ここから理由について書いていくんですが、その前に前提としてぼくが判断軸にした両者の違いを書いておきます。

【判断軸】一般NISA・つみたてNISA【特徴の違い】

ぼくが判断軸にした一般NISAとつみたてNISAの違いはザックリ以下の通りです。

  1. 非課税投資額
  2. 非課税投資期間
  3. 選べる銘柄

1つずつ解説します。

1️⃣非課税投資額

まずは非課税投資額。

  • 一般NISAは年間120万円
  • つみたてNISAは年間40万円

これらが1年で投資できる最大の金額です。

ぼくは9月に開設したので、最大限これらの枠を使おうとすると、9,10,11,12月の4ヶ月間で上記の金額を入金する必要があります。

UG
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あくまでも”最大”なのでこれらの金額より少ない入金でも全然OKです。

2️⃣非課税投資期間

続いて、非課税投資期間。

  • 一般NISAは5年間
  • つみたてNISAは20年間

2023年中に投資をした分が、一般NISAなら2027年まで、つみたてNISAなら2042年までは非課税で保有することができます。

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非課税期間を過ぎても保有はできますが、そのタイミングで課税口座に移されてしまいます。

3️⃣選べる銘柄

最後に選べる銘柄。

  • 一般NISAは国内外の個別株、国内外のETF、投資信託など
  • つみたてNISAは金融庁が定めた投資信託とETFのみ

銘柄の特性上、一般NISAは短期的な利益を上げたい人向き。つみたてNISAは長期的な資産形成向き。となります。

 

以上3つ「非課税投資額」「非課税投資期間」「選べる銘柄」が判断軸です。

UG
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この前提を頭の中に置いた上で、ぼくの思考を順を追って見ていきましょう。

ぼくがつみたてNISAを選んだ流れ

そもそも、もし一般NISAを選んだとして120万円も今から3〜4ヶ月でぶっ込めるほど余裕がない。

もちろん「最大」120万円だから、全額ぶっ込まなくてもいい。

だけど自分の入金力を考えるとつみたてNISAの40万円でも十分。

となると一般NISAの5年よりも、つみたてNISAの20年の方がいいなとメリットを感じた。

2023年中になるべく突っ込めるだけ突っ込んで、それを20年っていう時間を味方につけてコツコツ増やしていく。

UG
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これやな。

そう思ってつみたてNISAにしました。

 

ここから下、「参考」というBOX内の文章は「ぼくがつみたてNISAを開設したにも関わらず、一般NISAにすりゃ良かった…」と後悔しているフェーズです。

結果的に、今はつみたてNISAでも良かったと思っているんですが、ぼくのアホすぎる思考の流れを残しておこうと思い、書きました。

なので本当に”参考程度”に見ていただけたらと思います。

興味ない方は読み飛ばしてください。笑

参考部分を読み飛ばす

2023年中になるべく突っ込めるだけ突っ込んで、それを20年っていう時間を味方につけてコツコツ増やしていく。

と決めてつみたてNISAにしたのですが、その後に気づいてしまった。。

「価値」を考えていなかった

例えば、つみたてNISAでフルの40万円ぶっ込んだら…を考えてみた。

40万円を20年間利回り4%で回すとして…20年後には87.6万円。(投資信託の平均利回りは3〜10%なのでとりあえず無難なラインの4%で計算)

これを「87.6万円 “にしかならない”」と捉えるか、「87.6万円 “にもなる”」と捉えるかでだいぶ変わってくると思う。

UG
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ぼくは56歳で87.6万円が入ってきたところでな〜って感じました。(”にしかならない”派)

もちろん小さい額ではないと思う。

けど、

「56歳で87.6万円をもらうために今40万円を失う」

のか、

「将来もらえる投信のリターンはゼロになるけど、その40万円を今、自己投資に使う」

だったら、

いま自己投資に使う方が圧倒的に「価値が高い」と感じた。

いま自己投資に使った方が87.6万円以上を生み出すものに化けると感じた。

だから、今からつみたてNISAに40万円ぶっ込むのはやめた。

 

そうなると大変です。

路頭に迷います…

 

新たな戦略へ

今からつみたてNISAに40万円ぶっ込むのをやめたのはいいけど…

ってなると、つみたてNISAの枠をどう使おう…🤔

 

40万突っ込んで長期保有の線が微妙だったので、それなら少しリスクは高くなっても短期でそこそこのリターンがくる投資をしようかなと思い始める。

 

え…ってなると、「選べる銘柄」も重要やんな…

UG
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少しリスク高くても短期でそこそこのリターンって…

それもう積み立てちゃうやん!一般NISAの銘柄やん!

 

そう、ここまででお気づきの方もいたかもしれませんが、

ぼくが判断軸にしたのは3つ

「非課税投資額」
「非課税投資期間」
「選べる銘柄」

と最初の前提で書きましたが、

実はほぼほぼ

「非課税投資額」
「非課税投資期間」

の2つしか見ていなかったんですね。

 

ここにきて「選べる銘柄」の差が大きくのしかかってきました。

UG
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あ〜、一般NISAにすりゃよかったー。

(ちなみに9月中なら一般NISAに切り替えられます。が、書類を郵送したりだのめちゃくちゃ手間がかかる。)

 

まぁ嘆いていても仕方ありません。

つみたてNISA枠でできることを考えます。

 

一筋の希望

ちなみにここまでのあーだこーだは抜きにして、大前提としてぼくのスタンスを話しておくと、

新NISAが始まったら老後資金のためにコツコツ積み立てて1800万円の枠をほぼ使う。

これは決めてる。

その上で、現行のつみたてNISAの枠をどう使うか。

 

例えばもし一般NISAを開設していたとして非課税期間は5年。

UG
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一般NISAを開設していたテイで、5年を目安に売る戦略を考えよう。

今から5年後に臨時収入(イメージは30万円くらい)が入るってのは悪くない。(56歳での87.6万円より価値高いと個人的には感じた)

で、5年後に30万円になるには24.7万円必要(利回り4%の場合)(6%なら必要な金額は22.4万円まで減る)

悪くない。

20万ちょっとなら今年中につみたてNISAに入れても懐へのダメージはないし、初心者だから「なるべく少額から始めたい」っていう心情もあるんやけど、そこに関しても20万ならなんとかビビるほどの金額じゃない。

 

ってことで、つみたてNISAで買える「多少リスクあるけど利回りもそこそこ良いよ」ってのを探すことに。

これがなかなか難しい。

UG
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結果としては、現状はインド🇮🇳ありかも!?って感じです。

つみたてNISAでは「iTrustインド株式」という銘柄を買うことができます。

 

なぜインドなのかというと、

インドは今年2023年に中国の人口を追い抜き世界一位になりました。

人口が増えると経済が成長します。

しかもインドの人口は若い層が多いんです。

15〜64歳という労働力になる層が多く、経済成長を促す構図になっています。

「人口が増えて経済が成長する」これを人口ボーナスと言い、インドの人口増加は2060年ごろまで続く見通しです。

 

UG
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だからインドありやなーって感じです。

 

ただ、つみたてNISAで買えるインド銘柄は「iTrustインド株式」だけなんですね。

なので銘柄を何にするか?はもう少し色々見て考えようと思います。

 

 

と、こんな感じでこの時までは「多少リスクあるけど利回りもそこそこ良い銘柄をつみたてNISAの枠で買おう」と考えていました。

 

-参考ここまで-

 

“参考部分”で色々グダグダと言ってますが、結果的に今はつみたてNISAでも良かったと思っています。

というのも、ぼくの投資戦略は

インデックス投資(長期でコツコツを狙うヤツ)で積み立てをしつつ、個別株などで短期で高いリターンを狙う

という、いわゆるコア・サテライト戦略です。

そうなった時に「つみたてNISAの枠」と「新NISAのつみたて投資枠」で同じインデックス銘柄を買おうと考えました。(具体的には全世界株式)

ただ、そうすると元本が2枠に分散して、複利の力が弱くなる(投資リターンが目減りする)と思っていました。

が、これは勘違いでした。(アホすぎた😂)

 

例えば、

  • 「つみたてNISAの枠に40万円」+「新NISAのつみたて投資枠に40万円」を入れて利回り4%で運用した場合
  • つみたてNISAには1円も入れず「新NISAのつみたて投資枠に80万円」を入れて利回り4%で運用した場合

この2パターンを考えた場合、「新NISAのつみたて投資枠に80万円」を入れた方がリターンが大きくなると思っていたんです。

 

思考を整理するために書いたメモ(殴り書きすぎて、もはや暗号なので無視してくださいw)

 

今になって思うと、ちょっと考えればこの2パターンが同じになることは分かるんですが、なんか感覚的に「80万円の方がいいやろ」と、何の疑いも持たずに思っていました。

UG
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でも一緒でした。笑

※参考部分で「価値」についての話をしていますが、こんな感じで「つみたてNISAの枠」と「新NISAの枠」を完全に分けて考えていたので、「つみたてNISAの枠」だけのリターンにフォーカスが当たった結果、その価値を考えてしまったというわけです。

 

なので、時間の力を少しでも多く使うためにとりあえず「つみたてNISAの枠」で全世界株式、いわゆるオルカンを買い始めようと思います。

で、2024年になって新NISAが始まれば、引き続き「新NISAのつみたて投資枠」でオルカンをコツコツ積み立てていこうかなと。

そしてオルカンを積み立てつつ「新NISAの成長投資枠」で個別株など短期目線での高リターンを狙った投資をしていこうかなと考えています。

 

コア・サテライト戦略でいくなら一般NISAもアリ

あなたが「コア・サテライト戦略」をしようと考えているなら「一般NISA」を開設するのもアリだと思います。

「コア・サテライト戦略」をおさらいしておくと、

長期でコツコツと積み立てをして安定的な利益を得つつ(コア部分)、個別株などで短期で高いリターンを狙う(サテライト部分)

といったようなものですね。

だからぼくも本当のところは「一般NISAを開設して個別株などを買いつつ、2024年になったら新NISAの枠でオルカンをコツコツ積み上げていく」

っていうのが戦略には合っていたんでしょうけど、まぁつみたてNISAでもいいかなって感じです。

「つみたてNISA」から始めるメリットもある

自分の戦略的には「一般NISA」がよかったかな〜と思いつつも、つみたてNISAから始めて良かったなと思うメリットもあります。

それは「とりあえず投資に慣れることができる」ってことです。

個別株など短期の投資商品選びというのはやっぱり初心者には難しいです。

UG
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色々と見ないといけないことが多くて、最初は知識が足りない。

“参考部分”でも書きましたが、短期で高リターンを狙える商品選びはやはり難しいと感じました。(ぼくは更に「つみたてNISAの枠で買える銘柄」という縛りがありましたが。)

なので、とりあえず「つみたてNISA」を開設してインデックス投資をしつつ”投資”に慣れる。で、その間に知識をつけて2024年からの新NISAに備えるという戦略も十分ありだと思います。

UG
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結果的にですが、ぼくはそうします。

 

ということで最後にぼくの戦略を改めてまとめると、

  • 現行のつみたてNISA枠でオルカンを2023年12月まで積み立て
  • 新NISAが始まったら引き続きオルカンをコツコツ積み立て投資→老後資金に
  • 新NISAでオルカンを積み立てつつ、短期目線で個別株などの高リターンも狙う→目前の生活に潤いを

こんな感じです!

 

ちなみに最後にお知らせ📣

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10月15日までならハピタス経由で口座開設して入金するだけで最大11,000円分のポイントが貰えるので。

UG
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入金するだけで実際に銘柄を買わなくても大丈夫!

迷ってるならとりあえず今のうちに「開設と入金だけ」しておけば、損しないし良いんじゃないかなと思います。

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