こんにちは、こんばんは!UGです。
もんのすご〜〜〜く、久しぶりのブログ更新です。(約1年9ヶ月ぶり)
この約1年9ヶ月の間に色々ありました。
そしてこの度、またブログを再開しようと思いまして執筆している次第です。
では早速、タイトルの内容に入っていきたいと思います。
それでもやっぱり登りたい
この記事タイトルは、『それでもやっぱり登りたい』
“それでも” ”やっぱり” “登りたい”
です。(何度も言ってすみません。笑)
2018年の3月に、7ヶ月勤めた通販会社を辞めました。
辞めた理由は色々あるけど、その中のひとつに「ヘルニア」があります。
その会社ではデスクワークが主な業務内容だったのですが、おそらくそれが原因。頸椎椎間板ヘルニアを発症してしまいました。
「ヘルニア」というと腰を思い浮かべる方が多いと思いますが、ぼくの場合は首のヘルニアです。
姿勢が悪かった自分のせいではあると思いますが、なかなか辛かった。(発症した事実も、症状も)
ただ、この記事をまとめるにあたって色々過去のツイートなんかを遡っていたのですが、デスクワークだけが原因じゃないかもしれないです。(「悪い姿勢での長時間のデスクワーク」が原因だとずっと思ってた)
きっかけはクライミングで痛めて、さらにデスクワークでも負荷がかかり、そしてさらにクライミングをして…という複合的な原因でヘルニアになったかもしれません。
「これが原因です!」と言い切るのはなかなか難しそう。
最初に症状が出たのは入社してから1ヶ月が過ぎたあたり。
クライミング中に痛めて、首の付け根から肩甲骨あたりにむち打ちのような痛みがあったみたいです。(完全に忘れていたのですが、過去のツイートを見つけました)
その段階で整形外科に行きましたが、診断結果は「頸椎症」
この時はレントゲンだけでMRIは撮らず。ヘルニアはMRIじゃないと写りません。
なのでこのときすでにヘルニアがあったかどうかは分かりませんが、先生曰く、この時はMRIを撮るほどの症状ではなかったようでした。
で、首の状態だけで言うと「クライミング向いてない」と言われました。
「上を向く」ということが首の形的に向いていないみたいな感じでした。
※この約6ヶ月後に「頸椎椎間板ヘルニア」の診断を受けることになります。
「頸椎症」と言われた後も、たしか週1回ぐらいのペースで登っていました。
(ヘルニアになったのはおそらくこの辺も原因のひとつですね(汗)今書いていて思いましたね。ケア大事!)
その後、仕事中に肩こりを感じるようになり、同時に目の奥が疲れたな〜とよく思うようになって、デスクワーク中に首を回したり、目を押さえたりしていました。
それから頻繁に頭痛を感じるようになり、腕がダルイなぁとも感じるようになって、ちょくちょく作業を止めて腕を振ったり、首や肩を回したりしていたことを覚えています。
そして腕のダルさに少し鈍痛が混じり始め、最終的には手が痺れだしました。
この段階にきて、初めて「やばいかも…」そう思いました。
そしてまた整形外科に行きました。(前回受診してから6ヶ月後)
問診やら触診を経て、結果は「ヘルニア “かもしれない”」ということでした。
そして、詳しい検査(MRI)はここでは出来ないということで、大きな病院に紹介状を書いてくれました。
後日、MRIを撮りに大きな病院に行きました。
あの狭い空間と大きな機械音は印象的でしたね。
そして撮影データをもらって再び整形外科に行きました。
「うん、やっぱりヘルニアあるね」
そう先生に言われました。
その瞬間、「おーマジか。」とちょっとうろたえました。
でも前向きに考えるように努めました。
ただ、今までと全く同じようにクライミングが出来なくなることは想像できました。
※とりあえずこの日は2ヶ所ブロック注射をされました。
クライミングにハマりだした当初は週8ぐらいの勢いで登っていましたし、通販会社の前の会社では週3~4回のペースで登っていました。
通販会社のときは週1~2回くらい。
そして、ヘルニアの診断を受けてからもしばらくは様子を見ながら月1回ぐらいのペースで登ってましたが、それが3ヶ月に1回になり、半年に1回になり…
ついに登らなくなってしまいました。
クライミングが嫌いになったわけでもないし、「もうクライミングを辞める」と決めたわけでもありませんでした。
ただ、やっぱりヘルニアを気遣いながらだと全力で登れなくなって、なんだかやる気が起きなくなっていました。
登らなくなってからもクライミングと関わり続けてきた
それでもやっぱりまだ全然クライミングは大好きなわけで…
そんな感じで日々を過ごしていた2018年の5月ごろ。
クライミングジムガレーラからお声がかかり、YouTubeチャンネルの企画・撮影・編集の一員として運営に関わらせて頂けることになりました。(肩書きはAD)
※ぼくが初めて登場した動画(7:25付近の声のみですが。笑)
このYouTube運営に関わらせて頂けてなかったら、正直もっとクライミングから離れていたと思います。
撮影をする中でほんのちょっとだけ登ったり、岩に行ったり…ガッツリとしたトライはしませんが、そういう風にクライミングに触れているだけ、見ているだけで楽しかったです。
そういう関わり方をしながら3年半が経った2021年11月。
ぼくは離島に移住することを決心し、YouTube運営の第一線からは一旦距離を置かせていただくことにしました。
(離島に移住することにした経緯はプロフィールページに書いています。)
そして離島にきてから1ヶ月と少し経った頃に思ったんです。
【もし今、経済的自由・時間的自由が手に入ったとして、何がしたい?】
移住してきてからの1ヶ月間は引っ越しや仕事探し、初めて関わる方々との交流などなど、目まぐるしく動いていましたが、就職先を見つけ日々のルーティンができ始めた時にその問いが頭に浮かんできました。
もう、100億円ぽーん!みたいな。
はい、働かなくてもよゆーで生きていけるよー!みたいな。
お金もめちゃくちゃあって、働かなくていいから時間もめっちゃある。みたいな。そんな状況。
そうなったら何がしたい?
もともと、個人で稼いでいきたいと思い始めた当初(2017年の終わり頃)は、経済的自由・時間的自由を手に入れて、将来できるであろう家族との時間を大切にしたいと思っていました。
しかし、それからぼく自身にも色々と変化があって、「まずは自分を1番幸せにしてあげよう」と考えるようになっていました。
そんな中でその問いが浮かんできたので、
何をしているときが自分は1番幸せなんだろう…
そんな自由が手に入ったら何がしたいだろう…
と、考えてみました。
その結果、まず1番に出てきたのが「クライミング」でした。
あー、やっぱり登りたいなぁ。
自分の身体をコントロールするあの感覚
ランジをして止まった時のあの感覚
振られを抑え込めた時のあの感覚
薄いカチを握り込んで耐えて耐えて次の一手を出すあの感覚
怖いけど小さなジブスに乗り込んでいってその恐怖を制覇した時のあの感覚
外岩のパリパリの感覚
冷たい空気の中で集中して自然と向き合っていくあの感覚
トップアウトしたときの、岩の上に立ったときの、あの感覚
そんな全ての感覚をもう一度全身で感じたい。
そう思いました。
そして同時にこうも思いました。
「それって別に100億円無くてもできるやん」
そうなんですよね。
それって別にそんな極端に経済的・時間的な自由が無くたってできるんです。
っていうか、そもそも会社で働きながらクライミングしてたし。笑
もちろん、お金や時間がたっぷりあれば、その分自分を幸せにする作業にかけられる時間も増えると思います。
だから経済的自由・時間的自由を追い求めることはやめません。
ブログを書いている理由のひとつにはそういった狙いももちろんありますし、YouTubeやその他SNSなどの各発信もがんばっていこうと思っています。
ただ、自分が1番幸せだなと思えることのひとつに「クライミング」があるなら、それをやっていこう!
そう思いました。
この記事に書いている内容も含めて、YouTubeの方でしっぽりと語っております。笑
クライミングを再開するために
「クライミングをやっているときに幸せを感じるなら、やろう!」
そうは言っても、今のままじゃダメです。
「ヘルニア」をなんとかしないといけません。
なので、第一歩として「なんとかするために動こう」と思います。笑
めちゃくちゃザックリしてますが、とりあえず現段階ではそうとしか言えません。笑
まずヘルニアのことを改めて調べたり、病院に行って現在の症状がどんな状態なのか?を確認したり、リハビリをしたり…
そういった動きになってくると思いますが、今持ち合わせている知識や情報ではこれくらいしか書けません。
なので、このブログのコンテンツのひとつとして書いていこうと思います。
なんとかするためにはどう動けばいいのか?
実際どう動いたのか?
その結果どういう状況になったのか?
こういったことを記録していきます。
最後に
お恥ずかしい話、過去にジムの月会員費が払えないほど金欠で、2~3ヶ月ボルダリングをしないこともありました。
そうなると再開したときにはグレードが落ちていたり、思ったように登れなかったり、なかなかもどかしいんですが、それでも楽しかったです。
当たり前ですが、金欠はお金が貯まれば解消されて登れます。要はせかせかと働いてさえいれば時間が解決してくれます。
しかし、ヘルニアを起こした椎間板は完全に元通りには治りません。
時間が経っても修復・再生することはないんです。
でも思ってしまいました。
それでもやっぱり登りたい