こんにちわ、こんばんは。UGです!
外岩での初段といえば、まず誰もが目標にするグレードですよね!
ぼくはクライミングを始めて約2年で初段を登ることができました。
初めての初段はそれはもう嬉しかった!…と、言いたいところなんですが、思ってたよりもあっさり登れてしまったので、ちゃんとラインが合ってるのか!?という心配が先行する形でした。笑
でも周りに聞いても「大丈夫!合ってる!」とのことだったので、よし!としました。笑
それからはけっこう色々、全国津々浦々の岩を触り、初段を登ってきました。
そんな中で、この岩のこの課題はよかった!!というおすすめの初段TOP3をご紹介したいと思います。
初段をまだ登ったことがなく、登ってみたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
また、次は何登ろうかな〜と思っている方は、ぜひともこれらの課題を触っていただきたい!
もしかしたら登ったことがある課題が出てくるかもしれませんが、その時はあー懐かしいなぁと思いながら読んでください。
では、さっそくいきましょう!
第3位 岐阜県 恵那「坂の上の雲」
第3位にランクインしたのは、クライマーにとってのディズニーランド、恵那にある「坂の上の雲」!
まずネーミングが最高じゃないですか!?
めちゃくちゃかっこいい。
その名の通り、けっこう坂を登った先にあります。
なので、アプローチがけっこう大変ではあります。笑
そしてこれまたその名の通り、岩は適度な高度感。
おかげで本当に雲の上にいるような、そんな感覚になれます。
上の画像は核心を抜けてガバを取ったところなので、この辺から落ち着いてその感覚に浸れます。
下部〜中間部はヒールフックやトゥーフックといった足技が重要になってきます。
そしてこの岩、ほんのちょっとだけ被っているため、パワーも少し必要な場面があります。
技術とパワー、両方があって初めて登れる課題です。
その分、登りきった時の達成感はひとしおです。
そういった意味から、第3位とさせていただきました。
第2位 沖縄県 具志頭「アラウンド・ザ・コーナー2」
続いて第2位は、沖縄県具志頭にある「アラウンド・ザ・コーナー2」。
これは何と言ってもロケーション!!
だだっ広い砂浜にどーーーん!と佇む巨石。
広い空、青い海。
もう最高ですね!
岩自体も被っていて、一般の人から見たら「おお!なんかすごいとこ登ってる。」と思われるので、自慢できます。笑
課題としても2本指ポッケがあったり、ダイナミックな振られがあったりと登りごたえ十分です。
ちなみにぼくの初めての初段はこれです。
こちらの記事に詳しく書いてますのでよかったらどうぞ!
第1位 徳島県 鳴滝「ラントルスラブ」
映えある第1位に輝いたのがこちら、徳島県鳴滝の「ラントルスラブ」。
正直、あんまりメジャーな課題ではないですが、めちゃくちゃシビれるんですよこの課題。
その理由としてまず、ランディングが比較的良いです。
砂と砂利の間ぐらいの粒の石なので、柔らかいんですよね。
画像をよく見てもらったらわかりますが、マットも1枚だけです。
ただすぐ横は川なんで、ちょっと間違えたら落ちます。笑
でもまぁそれでも濡れるだけなんで。
濡れる核心って感じですね。笑
そしてこの課題の核心、実は1手目なんです。
地上から手を伸ばしてギリギリ届くところにスタートホールドがあり、それを持ってまぁまぁ高い位置にあるフットホールドに足を置きます。
このフットホールドがまたナルい。笑
手のスタートホールドもガバスローパーという印象で、そこまでめちゃくちゃ良いわけでもない。
そんな状態から真上のガバを取りにいくのが1手目です。
これがまぁ遠い。
固めていけるような距離じゃないので、スタート体勢からせーのでデッドで手を出します。
このときの動きが、ランジのような、でもそこまで飛ぶでもなくマントルを返すような動きなので、合わせて「ラントル」
そして若干スラブ気味なので、「ラントルスラブ」という名前だそうです。
この1手目で何回落ちたかわかりません。
そしてその1手目以降は正直言ってガバです。
しかし、この岩、バラすこともできないので1手目が止まった後はすべて初触り。
しかもガバなもんだから持てちゃうんですよね。
気がつけばもう落ちれない高さ。
慎重に1手1手を探りながら行くしかないんです。
落ち着けば必ず持てるところがあります。
登りきった時はその集中状態からの解放もあって、ものすごく気持ちいいです!
まさにシビれる!良課題ということで1位に選ばせていただきました。
まとめ
どうでしたか?三者三様、それぞれにいい所がある課題だったと思います。
ぼくはこの3つは本当に胸を張っておすすめできる初段と言えます。
初段を登ったことがない人もある人も、ぜひとも触りに行ってみてください!
では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!