トレーニング

ボルダリングが強くなるためのメンタルトレーニング

こんにちわ、こんばんは。UGです!

ボルダリングを始めて1ヶ月もすればほとんどの人に芽生える想いがあります。

「強くなりたい…」これです。

全クライマーの永遠のテーマですね!

さて、そういう想いが芽生えた時、あなたならどうしますか?

ひたすら登りこむ?

地道にフィジカルトレーニングをして鍛える?

それとも自分より強い人とセッションをして技を盗む?

どれもいいと思います。

でもどれも続けなくては意味がありません。

そんなときに持っておいてもらいたいメンタル、というかオススメの方法があります。

自分を褒める

これです。

なんやそれ!と思いました?笑

でも真面目に言って、これなんです。

さっきチラッと「どれも続けなくては意味がありません。」と書きました。

実はここが本質であり、1番難しいところです。

人間は基本的に怠けようとします。

誰もしんどいことなんてしたくない。そういう生き物です。

しかし、ひたすら登りこんだり、トレーニングをしたり…ってしんどいですよね?

そんなときは気分を上げて乗り切るしかありません。

そこで手っ取り早いのが「自分で自分を褒める」っていうことです。

”こんなに登りこんで俺えらい!”

”さっきは落ちてしまったけど、最後にあの1手を出せたのはナイスガッツやった!”

”こんなしんどいトレーニング続けてる俺天才!!”

っていう感じでひたすら自分で自分を褒めまくります。笑

そしたら不思議とテンション上がってきます。

「あー、しんどいなぁ」と思いながらするのとは大違いです。

誰かが「がんばってるなぁ」と言ってくれたらいいんですけどね!笑

けどそんな都合よく他人は褒めてくれません。

なので自分で褒めるんです。

子供騙しみたいでアホみたいですが、これ、体得すれば最強ですよ。

クライミングに限らず、いつでも自分で自分自身を上げることができますからね。

未来を想像する

これも自分を奮い立たせるにはいい方法です。

実はぼく、怪我で2ヶ月ほどクライミングを休んでいたことがあるんです。

で、その怪我が治って復帰したら、やっぱり弱くなってるんですよね〜。

それまで一緒に登っていた人たちとは大きな差ができてしまい、同じコースを一緒に楽しめなくなってしまいました。

みんなが傾斜壁でワイワイとやっているのを横目に、ぼくはひたすら隣の壁で登りこんでトレーニングしていました。

そんなとき、いつも頭の中ではまたみんなと楽しんでいる自分を想像していました。

そして、なんだったら1番に完登している自分を想像していました。

そうやって想像すると「よし!がんばろう!!」という気になれるんです。

もちろんこの「未来を想像する」というのは、復帰のときじゃなく今よりもさらに強くなりたい!という時でも使えます。

”ジムで1級を登っている自分”

”外岩で憧れのあの課題を完登している自分”

”ライバルのあいつに勝っている自分”

どんなものでもいいと思います。

とにかく自分が理想とする自分を想像すること。それが原動力に繋がります。

苦手と言わない

「これ苦手系やわ〜」とか、よく聞くと思います。

カチ苦手やわ〜とか、垂壁苦手やわ〜とか、人それぞれあると思います。

苦手なものがあるのは仕方ないと思います。

ちなみにぼくは垂壁が得意じゃないです。笑

けどそれを口に出しては言いません。

口に出して言ったとき、それを1番聞いているのは自分自身です。

苦手だと自分に言い聞かせて、果たしてそれで登れるでしょうか?

ぼくは最悪口に出すとしても「得意じゃない」と言います。

「苦手」と言うとあからさまに拒否していますが、「得意じゃない」だと、「この課題得意じゃないわ〜。でも、得意じゃないだけで、重心の移動さえうまくいけば登れると思うねんな〜。」という感じで、思考が次に繋がりやすいんです。

言魂(ことだま)といいますよね。

言葉にはまさにその人の魂が宿っています。

どうせ言うなら良い魂乗っけて発しましょう!

そして、「得意じゃない」と認識していることは悪いことではないと思います。

自分の弱点がわかっているというのは強みですから。

そこをマイナスと捉えないことが重要です。

まとめ

いかがでしたか?

フィジカルトレーニングで目に見える部分を鍛えることも大事ですが、そこを鍛えるためにはメンタルの持ちようが非常に重要なことがお分かりいただけましたか?

苦手などとマイナスなことは言わず、自分を褒めながら、未来を想像して頑張りましょう!!

では、最後まで読んでいただきありがとうございます!