こんにちは、こんばんは!UGです!
今回は、「ボルダリングってどんな服装ですればいいの?」という疑問について、ボルダリング歴約8年のぼくがお答えしていきたいと思います。
最低限の道具しか使わないボルダリングですが、どんな服装でするのが最適なのでしょうか?
その注意点や実際のコーディネートなどを見ていきましょう!
目次
ボルダリングの服装で男性が気を付けたいポイントは?
ボルダリングのトップス選びで気をつけたいポイント
まずは上半身、トップスの選び方のポイントです!
基本的に登る時はTシャツが多いですね。
クライミングジム内を見渡しても初級者、中級者、上級者、ほとんどの方がTシャツで登っています。
プロクライマーでもTシャツを着用して登ることが多いので間違いないチョイスですね。
また、Tシャツに関して、多くのサイトやブログでは初心者の方はロングTシャツ、いわゆるロンT、もしくは半袖Tシャツなら中に長袖のインナーを着用するのが、怪我防止の観点からおすすめと言っていますが、正直ぼくはこれに関してはどちらでもいいと思っています。
どちらでもいいというのは、「別に半袖Tシャツ一枚でもいいかな」ということです。
その理由は2つ。
まず1つ目は「怪我をするときはするから」です。
これは別に怪我をしてもいいと言っているわけではなくて、「怪我防止」という言い方が誤解を招きそうだなということです。
登っていることによる怪我で多いのって、ヒジをホールド(カラフルな石)にぶつけることによる、擦り傷や打ち身なんですが、これはいくら長袖で覆っていても防ぎきれない場合があります。
半袖の生身の状態より怪我の程度がマシになることもあると思いますが、完全に防げない場合もあります。
これをしっかりとお伝えしたかったので、あえてこういう書き方をしました。
そして2つ目は「ボルダリングにハマっている人で、怪我の防止を目的として長袖を着用している人はほとんどいない」ということです。
ボルダリングにハマっていくと、「動きやすさ」や「軽さ」ということにかなり敏感になっていきます。
そのときに「長袖」というのは、そのどちらもの障壁になり得ます。
なのでほとんどの場合で長袖はチョイスされません。(寒い冬場など、防寒対策として着られることはあります)
この事実を逆手に取ると、長袖を着ない方がこなれ感は出ますね!笑
ぼく自身、ボルダリングを始めてから今年で丸8年になりますが、この程度の怪我は付き物といった印象です。
このヒジの怪我というものは意外と萎えますが、名誉の勲章みたいに思っていればいいと思います。笑
とはいえ、やっぱり初めてのボルダリングは楽しんで欲しいと思いますので、長袖を着ることも全然ありだと思います。
もしあなたがボルダリングにハマって、ヒジを打って萎えてしまったときに、この記事を思い出していただいて、「こんなことは日常茶飯事だ」と思っていただければ幸いです。笑
次にトップス選びのポイントとしてお伝えしておきたいのが、フード付きのパーカーです。
初心者の方はこれを着たまま登るのは避けた方がいいと思います。
というのも、落下時にホールドに引っかかると大変なことになりかねないからです。
正直、それが引っかかってしまったことによる事故というのはぼく自身聞いたことがありませんが、立体的な壁で出っ張ったものが多いクライミングジム。絶対に起きないとは言い切れません。
ボルダリングを趣味とし、自分の力量が分かっていれば、「ここでは99%落ちない」というようなことはある程度分かるので「ウォーミングアップのときはパーカーを着たまま登る」というようなこともあります。
でも初心者のうちはそれが分からないと思います。
自分の意思とは反して不意に落ちてしまうということもあるんです。
なので最初のうちはフード付きのパーカーで登るということは避けた方がいいかもしれませんね。
その代わりに、冬場で寒い時期なんかはジップアップのジャージなんかがおすすめですね!
そのまま着て登ってもいいですし、ジップアップなら登っていないときは着ておいて、登るときはサッと脱いで登る。というようなこともできるからです。
ボルダリングのパンツ選びのコツは?【形や素材】
パンツ選びはトップス以上に重要です。
1番気にしないといけないポイントは「動きやすさ」
ボルダリングでは足をガバッと広げたり、高くあげたりしないといけない場面が多々あります。
なので動きやすさを優先しましょう。
そうなると候補としては、
- ジャージ
- スウェット
- ストレッチ素材のデニム(ジーパン)やチノパン
- 短パン(ハーフパンツ)
というあたりになりますね。
正直どれも動きやすさに遜色はありません。強いて挙げると、やはり短パンが1番動きやすいですかね。
ただ、トップスのとき同様、怪我が心配だという方は長ズボンの方がいいかもしれません。
その観点からいうと、生地が柔らかいジャージやスウェットよりも、ストレッチ素材のデニムの方がいいですね。生地が丈夫なので、より素肌を守ってくれます。
もしくは短パン+レギンスという手もありますね。
ちなみに、ボトムスの場合は上級者の方でも長ズボンを履いている人は結構います。
長ズボンを履いているからといって浮いたりしないので大丈夫ですよ!(ジャージでめちゃくちゃ強い人とかもいます。)
その上級者が履いている長ズボンというのは、大概がアウトドアブランドやクライミング専門のブランドから出ている「クライミングパンツ」というものです。
クライミングにハマると、だいたいの人がこのクライミングパンツに手を出しますね。笑
一見ふつうのズボンなんですが、動きやすいし、丈夫だし、何よりテンション上がります。笑
もちろん、初めからクライミングパンツでも全然OK!
あと、パンツ選びの注意点としては、裾ですね。
裾がダボダボだと足を動かした時、かかとに裾が引っかかってしまうことがあります。
これはとても危ないので良くないですね。
その対処としては以下のようなものがあります。
- ロールアップをする
- スキニーなどタイトめのパンツを履く(もちろんストレッチ素材)
- 7分丈のパンツを履く
この中のロールアップなんですが、意外とジャージがくせ者で、素材がツルツルしているとロールアップがずり落ちてきます。
ジャージは動きやすいんですが、その辺りをボルダリングに行く前に確認しておいた方がいいかもしれません。(ロールアップして少し動いてみるとか)
もしくは裾が絞られているタイプのジャージなんかはいいかもしれませんね。
ボルダリングの靴下選びで気をつけたいポイント
ボルダリングの体験ではシューズをレンタルするのですが、その際に靴下の着用を求められます。
冬場では元から履いてきているのでいいかもしれませんが、夏でサンダルで行く場合などは忘れずに持っていきましょう。
その際持って行く靴下のポイントとしては、薄手&ショート丈がおすすめです。
より重要なのは「薄手」の方なんですが、その理由を説明します。
ボルダリングでは突起に足を乗せて登って行くわけですが、とうぜん不安定なところもあるわけです。
その際に靴がブカブカだと、バランスが取りづらくなるのは分かりますよね?
それは靴の中で足が動いてブレるからです。要は力が分散している状態です。
こういった理由もあって、ボルダリングではなるべく自分の足にピタッと密着するぐらいの、少しきついかな〜というサイズの靴を履きます。
そんなときに、肉厚な靴下を履いてしまうと、その厚みの分遊びができてしまうわけです。
平坦な地上においては靴下の厚み分のブレなんて気になりませんが、ボルダリングでは結構重要です。
このブレを最小限に抑えるために、薄手の靴下というわけです。
ショート丈というのは、薄手の靴下を探すと大概がショート丈という理由と、おしゃれさもあります。
パンツの項目で説明したように、裾はロールアップしたり、7分丈のパンツを履いたりすることもあります。
その時に隙間からロングの靴下が見えていると、ちょっと野暮ったい印象になってしまうので、ショート丈がいいという理由もありますね。
これらの需要を満たすためのクライミング専用のソックスというのも売っていますが、少々値が張ります。
そこでおすすめなのは、ユニクロやGUのショートソックスですね。
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出典:ユニクロ公式HP
これらファストファッションのアイテムは結構使えるので、「ボルダリング用のウェアを揃えたいけどそんなにお金をかけたくない」という方にはすごくおすすめです。
もしくは五本指ソックスもおすすめです。
先ほどもチラッと言いましたが、ボルダリングでは少しきついかな〜というサイズの靴を履きます。
その時に足の指の爪が、隣の指の横っ側に押し当てられて食い込むことがあるんです。
これ、けっこう痛いです。
ボルダリング体験の段階でそこまでなる方は少ないと思いますが、心配な方はそれを防ぐ意味で五本指ソックスは有効だと思います。
ちなみにこれは余談ですが、ボルダリングを趣味にしている人は裸足でシューズを履く派もけっこう多いです。
レンタルシューズではなくマイシューズなので許されることですね。
その、裸足の理由はそれぞれにあると思いますが、1番多いのは「フィット感があるから」ではないでしょうか。
ぼく自身、裸足派の時期と、靴下派の時期を経験していますが、やっぱり裸足の方がブレが少ない気がします。
ボルダリングのおしゃれな服装のコーディネート実例を紹介!
クライミングブランドウェアのコーデはおしゃれ&こなれ感
ボルダリングをする上でやっぱりおすすめなのはクライミングブランドのウェアですね。
おしゃれなのはもちろん、体を動かすことを前提として作られているので、とても動きやすいです。
あとはやっぱりクライミングの専門ブランドなので、それを持っているということで「こなれ感」がでますね。
他のクライマーと、「その服〇〇のやつですよね?」「いいですね〜」みたいな会話で盛り上がることもあります。
では実際のコーディネート例を見ていきましょう。
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こちらはheavy.(ヘビー)というブランドですね。
Tシャツもheavy. ボトムスもheavy.のiggy pants(イギーパンツ)です。
heavy.といえばこの「パンツの後ろポケット部分のバッテン」がとても印象的です↓
こんなタイプのパンツもあります。
これはinga(インガ)というブランドのムードラパンツというボトムスです。
トップスにはやはりTシャツを合わせていますね。
デニムスタイルだとこんな感じ。
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やはりトップスはTシャツが定番ですね!
個人的にはこのTシャツにデニムスタイルが一番多いです。
ちなみにこれはSo iLL(ソイル)というブランドですね。
初心者におすすめは「ユニクロ、GU、しまむら」
とはいえ、やっぱり最初のうちから高価な専門のブランド物を買うのはちょっと…
という方におすすめなのは、「ユニクロ、GU、しまむら」といったファストファッションのアイテムです。
これらブランドのいいところは何と言っても価格。とても安いですよね!
それに加えて、最近のアイテムは機能面でもかなり満足度は高いです。
かといってダサくもなくおしゃれなので、とてもおすすめです。
ユニクロのストレッチジーンズはいいですね!
Tシャツにこのパンツ。
まさにこの↓スタイルであれば、すぐに登り出せます。
出典:ユニクロ公式HP
まとめ
今回は「ボルダリングの服装メンズ編!注意点とおしゃれなコーディネートを紹介!」ということでまとめました。
ぜひともこの注意点とおしゃれポイントを意識して、ボルダリングを楽しんでくださいね!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!