初心者向け

ボルダリング基礎知識〜ホールドの種類と持ち方のコツまとめ〜

こんにちわ、こんばんは。UGです!

最近暑いですね〜。

季節は春から夏に変わろうとしている今日この頃。

ということはそろそろ梅雨の時期ですね。

雨の日々がやってきます。

それでもできる運動。

それがボルダリング!!

室内でできるので雨とか関係ないですからね。

この機会にボルダリングに初挑戦しようというあなた!

やったことあるけどもうワンランク上達したいというあなた!

この記事ではそんなボルダリング初心者のあなた向けに、色々な形のホールド(壁に付いている石のこと)の種類や持ち方のコツを解説しようと思います。

壁との戦いと言ってもいいボルダリング。

まずは敵のことをよく知って、この戦いを制してください!笑

ホールドの種類と持ち方のコツ

上でもチラッと書きましたが、ホールドとは壁に付いているカラフルな石のことです。

実に様々な形のものが付いていますよね。

これらにはそれぞれの形によって名前が付いています。

ひとつずつ見ていきましょう!

ガバ

まず初心者の方が最初に触るであろうホールド。

それが「ガバ」です。

名前の由来はガバっと持てるから。

「なんやその由来。笑」と思いました?ぼくも初めて聞いたとき思いました。笑

でも本当です。笑

持つとしたらこうです。(わかる人はわかる。バカリズムさんのネタ風。笑)

ホールドの中で一番持ちやすいものになります。

全国いろんなクライミングジムに行ったことがありますが、初心者用コースのほとんどでガバが使われています。

まずお世話になるホールド第一位でしょう!

この持ち方を「ガバ持ち」と呼びます。

持ち方のコツとしては、「握り込むというより指を引っ掛ける程度にする」って感じですかね。

初心者の方はどうしても必要以上にギュッと握り込んでしまうのですが、それだとすぐに握力を消耗してしまいます。

登るのに必要な最低限の力で握るのを意識してみてください。

写真の握り方は引っ掛けるような意識ができていますね。

カチ

こちらの名前の由来はカチッと持てるから。です。

薄っすいので初心者の方はまず持てないと思います。

持つとしたらこうですね。

ほら、薄っすいでしょ?笑

この持ち方を「カチ持ち」もしくは「クリンプ」と言います。

人差し指から小指までの4本を立てて、親指を人差し指に添える、もしくは人差し指を押さえつけて持ちます。

親指以外の4本を曲げる筋肉は前腕にある指屈筋で、親指を曲げる筋肉は手の平に独立してあります。

そのため、親指を使うことで保持力がアップし、かつ前腕への負担が軽減されます。

ちなみに、カチ持ちすることを「カチる」と言います。

ジムでは「あの緑のホールドをカチって〜…」とかいう会話がよく聞こえてきます。

カチ持ち以上に省エネな持ち方が「オープン」です。

先ほどの薄っすいホールドより厚みが出てくるとやりやすくなる持ち方です。

親指は使わずに、残りの指で引っ掛けるような持ち方になります。

手の平が壁に沿うような形になり、カチった時よりも第三関節と壁の距離が近づくため、前腕にかかる負担が少なくて済みます。

オープン

カチ持ち

スローパー

こんな感じのなだらか〜なホールドをスローパーと言います。

持つとしたらこうですね。

持つというよりかは、手の平全体で押さえつけて摩擦で止めるっていうイメージです。

ちなみにこの持ち方を、手の平という意味のパームから「パーミング」と言います。

このスローパーも初心者の方にはなかなか取っつきにくいホールドだと思います。

スローパーの傾斜が壁に対して緩やかになればなるほど持ちにくくなり、「ナルい」と言ったりします。

「あのスローパーめっちゃナルいから止められへんわ〜」みたいな弱音を吐きたくなります。笑

ポケット

その名の通り、こんな風に穴の空いたホールドを「ポケット」とか「ポッケ」と言います。

よくあるのが指が2本ほど入るもので、持ち方は色々あります。

人差し指&中指

この指の組み合わせが一番強度が高いです。

固めて次のホールドを取るときなんかは有効です。

中指&薬指

人差し指&中指に比べて強度では劣りますが、可動域が広く次のホールドまで距離があるときに有効です。

ぼくは主にこの持ち方をしますね。

俵(たわら)持ち

このように指を3本入れて持つことを俵持ちと言います。

お米の俵が積んである様子に似ていることからそう呼びます。

2本指よりも、より強度のある持ち方ですね。

1本指ポッケ

一番指への負担が大きい持ち方です。

クライミングでよく聞く怪我「パキる」を起こす可能性もあるので十分注意しましょう。

ちなみに指の中で一番強いのは中指です。

ピンチ

ピンチとはつまむという意味で、その名の通りつまめるようなホールドを「ピンチ」と呼びます。

持ち方も「ピンチ持ち」と言います。

ホールドが小さければ純粋に指だけで保持しなくてはいけませんが、この黄色のようなホールドだと手の平の摩擦も同時に使えばつまむ力の温存にもなります。

ただ力任せにつまむのではなく、そういった部分も意識するのがピンチのコツです。

ジブス

このような極小ホールドを「ジブス」とか、略して「ジブ」とか言ったりします。

形はこのようにナルいものから、出っぱってはいるけどすごく小さく、かろうじてつまめるようなものまで様々です。

足用のホールドとして使われていることが多いですが、手で持つ用としても登場することもあります。

そんときは、ガンバです!笑

まとめ

さて、いかがでしたか?

実に様々なホールドや持ち方がありましたね!

これを全部覚えてからやってくださいとは言わないので安心してくださいね。

やってるうちに勝手に覚えます。笑

ホールドの種類

  • ガバ
  • カチ
  • スローパー
  • ポケット
  • ピンチ
  • ジブス

持ち方の種類

  • ガバ持ち
  • カチ持ち(クリンプ)
  • オープン
  • パーミング
  • 俵持ち(ポケットに関しては呼称があるのはこれぐらいですかね)
  • ピンチ持ち
  • ジブスを持つ場合は頑張って持ってくださいw

 

今回の記事ではホールドの「持ち方」についてお伝えしました。

「持ち方」の知識を得たあなたが、他に知っておかないといけないのは「動き方」です。

これを知っておけば、さらに登れる確率が上がります。

以下の記事に「動き方」つまり「技」をまとめました。