クライミング用品

一足目におすすめのクライミングシューズの選び方。

こんにちわ、こんばんは。UGです!

「ボルダリングっておもしろいやん!!」「これはちょっと本格的に始めよう!!」そう思ってシューズを買おうとしたけど、なんかいっぱい種類あってわからない…。

いや、そもそもそんなに種類あることも知らない…。

そんなあなたにクライミングシューズの種類と、一足目の選び方をお伝えしようと思います!

クライミングシューズの種類

ひとことに「クライミングシューズ」と言っても、 様々な種類があります。

まずはそこから見ていきましょう!

着脱タイプ

①ベルクロタイプ

最も一般的なのがこのベルクロタイプ。

まぁ簡単に言うとマジックテープです。

ベルクロを外して足を入れ、再びベルクロで止めるだけ。

脱ぎ履きしやすく、かつ適度に締め付けて履くことができます。

初心者の一足目に1番オススメのタイプです。

もちろん初心者用だけじゃなく、世界のトップクライマーが愛用しているモデルもたくさんあります。

かく言うぼくもこのタイプを愛用しています。

②スリッパタイプ

ベルクロタイプのベルクロなしと言えばいいでしょうか。

よくある「スリッポン」というスニーカーを想像して頂ければわかりやすいと思います。

紐もなし。マジックテープもなし。

スポッと履くだけ。

なので非常に脱ぎ履きしやすいです。

ただその反面、登っている最中に脱げやすいという欠点もあります。

特にヒールフックをするときは要注意。

逆に、ベルクロなどの邪魔なものが甲の部分にないので、トゥーフックは効かせやすい印象です。

脱ぎ履きしやすく、かつ登っている最中に脱げにくい最適なサイズが見つかればイチオシのタイプですが、初心者の一足目としてはあまりオススメしません。

③シューレースタイプ

見ての通り、紐靴です。

締めつけ具合を細かく調整できるのが1番のメリットですね。

つま先の方まで調整できるので、足にピタッと沿うように履け、踏み込む力を逃すことなくダイレクトに伝えやすいタイプと言えます。

脱ぎ履きが少し面倒な部分はありますが、先の方まで緩めることができる分、足入れは意外としやすいといった印象です。

万が一紐が切れてしまってもすぐに交換できるのもメリットですね。

ベルクロだと「すぐに自分で交換」とはいきません。

ただ、甲の部分の全面と言っていいほどの部分に紐があるので、トゥーフックを効かすには少しコツがいりそうです。

あと、これは個人差がありますが、メンタル部分に一役買ってくれているという人もいます。

本気トライ(このトライで絶対に登ってやる!という気合いの入ったトライ)のときに、紐を結んでいるときに気合いを入れるというような人もいます。

紐を締めると同時に気持ちも締まるし、集中する時間としてはちょうどいいのでしょう。

ソールの形状

①フラットタイプ

靴底の形状がまっすぐなこのタイプ。

癖がなく初心者の方でも扱いやすくおすすめです。

ぼくも1足目はこのフラットタイプで、約1年ほど履いていました。

各メーカーから出ているエントリーモデルはほとんどがこのフラットタイプです。

②ダウントゥタイプ

フラットタイプのように靴底がまっすぐではなく、つま先部分が下に下がっているタイプです。

このカギ爪状の形状によって、より小さなホールドに乗りやすかったり、オーバーハングの壁(こちら側に倒れかかってきている壁)を登る際でも壁から足が離れずに踏ん張りやすいといった利点があります。

しかし一方で、「点」で乗ることに慣れていない初心者の方には扱いづらい面もあります。

また、靴の中で足が強制的に曲げられるので疲れやすいといったところも。

③船底タイプ

ダウントゥタイプとは逆に、つま先部分が上に上がっているタイプです。

壁に対して面で踏みやすい、つまりスメアリングがしやすいといった利点があります。

しかし、それ以外にこれといってメリットがあまりなく、履いている人を見たことはありません。

スラブの壁(オーバーハングと逆に、奥に倒れていっている壁)でスメアリングを多用するなど、かなり特殊な課題に限定した使い方になるタイプと言えます。

ストレートタイプとターンイン

①ストレートタイプ

一般的な靴と同じように、踵からつま先までまっすぐなタイプです。

癖がなく、インサイド(親指側)アウトサイド(小指側)ともに使い分けをしやすいものです。

ソールの形状のフラットタイプのとき同様、癖がないため初心者の方におすすめのタイプと言えます。

②ターンインタイプ

ストレートタイプと違い、踵からつま先にかけて湾曲しているタイプです。

インサイド(親指側)に足の指が集まりやすい設計になっているため、インサイドで踏み込む際に力を発揮します。

逆にアウトサイドでの乗り込みはシビアな技術が必要になってきます。

まとめ

ざっとクライミングシューズの種類をあげるとこんな感じです。

まとめると1足目は、脱ぎ履きもしやすく締め付けも適度に調整できるベルクロタイプ。

かつフラットタイプで、「ホールドにはつま先で乗る」ということに慣れてください。

それから、ダウントゥタイプに切り替えるというのが理想的と言えます。

また、ストレートかターンインかですが、足の使い方を覚えるという意味でもストレートタイプがいいでしょう!

  • ベルクロタイプ
  • フラットタイプ
  • ストレートタイプ

この3つの条件を満たすものがボルダリング初心者の方におすすめなクライミングシューズと言えるでしょう。

マイシューズはいいですよ!まさに相棒と呼べます。

あなたもさっそく相棒を手に入れてガンガン登ってください!

では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。