クライミング用品

【ボルダリング】クラッシュパッド(マット)の種類とおすすめを紹介

こんにちは、こんばんは。UGです!

ボルダリングを始めてしばらくすると、必ずと言っていいほど、クライミング仲間からあるお誘いを受けることになります。

「外岩に行きませんか?」

そう、自然の本物の岩を登りに行きましょう!というお誘いです。
「え?行きたい!でもなんか、マットいるんですよね?持ってない…。」
というくだりを一通りして、その日は他の人マットを借りることになります。

そしてある結論にたどり着きます。

「Myマット欲しい。。」

はい、そうしてあなたもこの記事にたどり着いたと言うわけですね!
めちゃくちゃわかります、その気持ち。
だって上の話、ぼくのことですから。笑

というわけで今回は、クラッシュパッド(ボルダリングマット)が欲しくなっているあなたにその種類と、上記のような経験を経て実際にクラッシュパッドを購入したぼくのおすすめを紹介しようと思います!

この記事を読んで、是非参考にしてみてくださいね!

クラッシュパッド(ボルダリングマット)の種類

クラッシュパッドの代表的なものに、ヒンジタイプとタコスタイルというものがあります。

それぞれ見てみましょう。

ヒンジタイプ

ヒンジタイプは2枚のクラッシュパッドが中心で繋ぎ合わされている形で、完全に隙間なく折りたたむことができるのが特徴です。

展開時から考えると非常にコンパクトにすることができ、運搬時や車への積載などの場面で取り回しやすいところが主なメリットです。

逆に、ヒンジ部分に着地したとき、足がハマってしまう可能性があるので注意が必要です。

しかし、最近のモデルはそのヒンジ部分にマジックテープの蓋が付いていたり、そもそも着地面側ではなく地面側にヒンジ部分が来るように設計されているものが多く、安心して使用できるようになっています。

出典:楽天市場

もうひとつデメリットとしては、ぴったりと折りたためる分、ザックやシューズなど他の手荷物が挟みにくいという点が挙げられます。

ちなみに、この画像の商品はmountain dax(マウンテンダックス) ゴレイロダブルⅡというものになります。

タコスタイル

出典:楽天市場

タコスタイルは1枚のクラッシュパッドをぐにゃりと折り曲げて収納する形です。

ヒンジタイプのようにぴったり折りたたむことはできませんが、その隙間にザックやシューズを入れるという使い方ができるといった意味では非常に便利です。

また、折り目がないのでどこに着地しても均一な衝撃吸収性能を得ることができる、というところもメリットです。

しかし上記の通り、折り目のないところをぐにゃりと折り曲げるので、その際にすこし力が必要です。岩場でのちょっとした移動の際などはそれが手間に感じてしまうこともあります。

また、ぴったりと折りたためないことから、車への積載時などにかさばってしまうというところもデメリットとして挙げられるでしょう。

このクラッシュパッドはMOON(ムーン)のウォリアーパッドというマットです。

 

現在販売されているクラッシュパッドはこのヒンジタイプとタコスタイルの2種類が主流ですが、他にもブリトータイプと呼ばれる、タコスタイルの3つ折りバージョンも販売されています。

2層構造と3層構造

クラッシュパッドは中にクッションが入っていますが、それにも種類があります。

2層構造は文字通り2種類のクッションが入っており、着地面に硬めのポリエチレンフォーム、地面側にあたる接地面に柔らかめのウレタンフォームというのが一般的です。

3層構造は両側に硬めのフォーム、中間に柔らかめのフォームを入れたものになります。

これにより、地面の影響を受けにくく(石や木の根っこなどで変形しない)、マット本来の厚みを活かすことができます。

 

この多層構造を利用して、タコスタイルとヒンジタイプを合わせたような、ハイブリッドタイプというものもあります。

着地面はタコスタイルのように継ぎ目が無く、その裏側はヒンジタイプのように切れ込みが入っているものです。

タコスタイルのように均一な衝撃吸収性能を得つつ、コンパクトにもなるというものですね!

ORGANICのシンプルパッドが代表的です。

 

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おすすめボルダリングマットは2層構造のヒンジタイプ

さて、これまでクラッシュパッドの種類をご紹介してきましたが、結論から言うとおすすめは、2層構造のヒンジタイプです。

2層構造と3層構造、ヒンジタイプとタコスタイル、すべて使った結果そうなりました。

というのも、構造については正直3層もいらないというのが本音です。

どうしても石や木の根っこなどの上にマットを敷かないといけないという場合は、サブマットやお風呂マット、時には着ていたダウンジャケットなどを敷いたりすることで大概は対応できます。

 

また、そもそもマットを敷く前に軽く土木工事をして、接地面をなるべくフラットにするといったことでも対応できます。

なんとでもやり方はあるので、それよりも軽量性、収納性、コストパフォーマンスなどを取って2層構造がおすすめです。

また、折りたたみのタイプについてですが、タコスタイルのデメリットである「ぴったり折りたためずかさばる」という点はどうしようもありません。

そしてこれがけっこう煩わしく感じるんです。

それに比べてヒンジタイプは収納性は抜群ですし、唯一デメリットとして挙げた「ザックやシューズなど他の手荷物が挟みにくい」というものも知れています。

確かに「タコスタイルと比べると挟みにくい」かもしれませんが、全く挟めないという訳ではありません。

 

ぼく自身ヒンジタイプに、パンパンに荷物の入ったグレゴリーのデイパック(26L)と、シューズ2足を挟んでいますが、今のところ不便だと感じたことはありません。

これらのことを考慮した上で、軽量性、収納性、コストパフォーマンスすべてにおいて最強だと思っているクラッシュパッドがあります。

それがmountain dax(マウンテンダックス) ゴレイロトリプルⅡ

3つ折りのヒンジタイプで展開時は180cm×90cmと、2つ折りの1.5倍の面積を誇ります。

にもかかわらず約4.8kgと軽量(上のタコスタイルの青いマットは2つ折りですが約6kg)。

そしてリーズナブル。

まじで最強です。

ぼくもこのマットを愛用しています。

まとめ 【ボルダリング】クラッシュパッド(マット)の種類とおすすめを紹介

いかがでしたか?

Myマットはいいですよ!

自分の好きなときに好きな岩場に行くことができますから。

もちろん、気の合う仲間といっしょにワイワイ行くのもいいですね!

でもMyマットを手に入れたら一度はソロで岩場に行って欲しい。

そして岩場にも誰もいないとき、なんとも言えない幸福感が襲ってきます。

自然と一体になれるような、そんな感覚です。

(もちろん、安全には十分に配慮してください)

是非あなたもMyマットを手に入れて、味わってみてください!

では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!