トレーニング

保持力を鍛えるサーキットトレーニング【ボルダリング/クライミング】

こんにちは、こんばんは。UGです!

クライミングをしているとやたらと耳にする「保持力」という言葉。
あなたも「保持力上げたい…」って思ったこと、一度はありますよね?
ぼくもあります。

でも保持力って何?
ひとことで言うと、「指の力」ひいては「腱の強さ」です。

保持力についてはこちらの記事にも少し書いています。

ボルダリングを上達するための頻度は?週何回登ればいい?ボルダリングを上達するために実際のところ週何回くらい登ればいいのか?という頻度と、その理由。 また、鍛えるべき箇所をまとめています。...

ではそんな保持力を上げるにはどうすればいいのか?

今回はクライミングジムでできるサーキットトレーニングをご紹介いたします。
保持力を上げたいけど具体的に何すればいいかわからないという人でも、この記事を見ればやることが明確になります。

ぜひ最後までお読みいただき、ガンガン鍛えましょう!

使う指は3本のみで持ち方はオープン

まず、使う指は「人差し指」「中指」「薬指」の3本のみです。

親指を使ってしまうと別の筋肉を使ってしまい、純粋に腱を鍛えられないからです。

オープン持ちの際の主要な3本のみを使います。

なぜオープンなのかと言うと、ほかのカチ持ちやピンチ持ちなどでは結局親指を使ってしまうからです。

使用頻度の高い3本をひたすら鍛えます。

オープン持ちを鍛えれば、他の持ち方をする場合でも自ずと強くなっています。

ひたすらサーキットトレーニング

そして上記の3本を使ってただ登るだけかといえば、そうではありません。

ひたすらサーキットトレーニングです。

サーキットトレーニングとは、ジム内にある課題を片っ端から登っていくというものです。

「片っ端から」と言いましたが、「マンスリーサーキット」とか「3級課題サーキット」とか、自分で限定を決めてやってもいいです。

とにかくあまりインターバルを挟まずにひたすら登っていきます。

ただし、ひとつ注意があります。

今回は指3本のみでのサーキットなので、当たり前ですが普通に登るよりも3本にかかる負担は大きくなります。

そのため、自分の限界グレードの3つ下のグレードでやることをおすすめします。

2級が限界グレードなら5級でサーキットをするといった具合です。

初めの方は余裕があるかもしれません。

でも大丈夫。

後半になるにつれてめちゃくちゃしんどくなるんで。笑

ちなみにぼくは15〜20本ぐらいをノンストップで登っていました。

クライムダウンもする

これがけっこう重要です。

普段、上に登っていくということにはクライマーは慣れているんですが、下に降りていくということはあまりやっていません。

もちろん降りるときも3本です。

これでさらに指を追い込むことができます。

また、棚ぼた的に上に登るだけではなかなか鍛えきれない筋肉や動きを鍛えることができます。

後半になって指がヨレてくると、指で抑えながら降りるということができなくなってくるので、体幹でしっかり踏ん張りながら降りることになります。

息を吐きながら降りていくのが理想ですね。

このサーキットトレーニングが終わる頃には冬でも汗だくです。

まとめ

今回は保持力を鍛えるサーキットトレーニングについて書いてきました。

これまで、なかなか保持力上がらないなぁと思っていた方や、そもそも保持力の上げ方がわからない、なんて思っていた方には参考になったのではないでしょうか。

是非とも明日からでもこのトレーニングを取り入れて、もっと強くなってくださいね!

あ、ちなみにぼくはジムに行って一通り遊んだ後、最後にこのトレーニングをしていました。

最初にやっちゃうと、もうその日は何も登れなくなりますから。笑

では、怪我にだけは気をつけてトレーニングを頑張りましょう!