クライミング用品

ボルダリングの必須道具チョークとは?その種類とおすすめ

こんにちわ、こんばんは。UGです!

ボルダリングで使う道具は知れています。

まずはクライミングシューズ 。これがないと始まりません。

そして次に必要になるのがチョークです。

初心者の方は、この「チョーク」というものを「滑り止め」だと認識している方が多いように感じます。

実際、ぼくもそう思っていました。

でも厳密にいうと実は滑り止めではないんです。

じゃあチョークって何?というところから、その種類やおすすめを書いていこうと思います。

チョーク買いたいけど種類がいっぱいあってどれを買えばいいかわからない。なんていう人も、ぜひ参考にしてみてください!

そしてこの記事を読んで、チョークについての知識をより深めてくださいね!

では参りましょう!

チョークとは?

まずチョークって何?という話からしようと思います。

チョークの主成分は炭酸マグネシウムです。

いきなり理科を思い出すような話ですね。笑

炭酸マグネシウムには滑り止めという効果は特にありません。

じゃあなんで登る時にチョークを付けるかというと、炭酸マグネシウムは非常に吸水性に優れるという特徴があります。

登る時って手汗が出ますよね。どんな人でも。

その手汗が手についた状態ではすべってしまってうまく登れないので、炭酸マグネシウムであるチョークに吸ってもらおうという仕組みです。

なので結果的に滑るのを止めてくれてはいるのですが、それ自体に滑り止め効果はないので、チョーク=滑り止めという考えは少し違うのです。

チョークの種類

手汗を吸ってくれるチョーク。

クライミングをする上でけっこう重要なアイテムです。

そしてこのチョークには様々なタイプのものがあります。

状況や好みに応じて使い分けてくださいね!

粉末タイプ

チョーク=白い粉という認識があるように、最も一般的なタイプです。

この粉末タイプの中でも様々な種類があります。

粗めの粉のもの、完全にサラサラなもの、匂い付きのものなど。

手汗をかきやすい通称ヌメラーの人なんかは、より手に馴染むサラサラなチョークがいいでしょう!

市販されているチョークを独自に調合している人なんかもいます。

このタイプのチョークは、チョークバッグに入れておくと手を突っ込むだけですぐに付くので、ルートクライミングをする人はこのタイプを使用されていますね。

ただ、このタイプは粉が舞いやすいのでジムによっては使用を禁止しているところもあります。

液体タイプ

炭酸マグネシウムをアルコールに溶かしたものになります。

こちらはサラサラな粉末タイプ以上に手に馴染みます。

ぼくも初めて液体チョーク通称「液チョー」を使ったときはその馴染みの良さに感動しました。

また、アルコールが使われているため、手につけると手の脂分が飛ぶという効果もあります。

そして粉末タイプのように粉が舞いにくいので、クライミングジムによっては液チョーのみOKや、何を使ってもいいけど液チョーが推奨されている所があります。

上記のようなメリットの一方で、逆にチョークアップは両手で行う必要があったり、乾かす時間が必要だったりで、ルートクライミングには向かないというような側面もあります。

乾かす時間と言っても数秒ですが。笑

また、滑り止め成分の松ヤニ入りのものがあったりするんですが、これは水では落ちにくいので一般的に岩場での使用は禁止されています。

ブロックチョーク

ブロックチョークはその名の通り、ブロック状に固められたものを言います。

石鹸のように手に擦り付けて使います。

そのため粉の舞いは比較的少なめです。

また、岩場などでティックマークという目印を付けるのにこのタイプは適しています。

岩も登りに行くという人は、チョークバッグに粉末タイプとこのブロックタイプを一緒に入れておく、というのもありかも知れませんね。

チョークボール

粉末タイプのチョークが入った布のボールです。

これを揉んだり叩くことで、布目からチョークが出てきてチョークアップができるという仕組みです。

粉の舞いも比較的少ないため、粉末タイプが使用禁止のジムでも、このチョークボールなら使用可能なところもあったりします。

中のチョークが出切ったらおしまいの使い切りタイプと、巾着袋のようになっていて補充ができるタイプがあります。

おすすめのチョークは?

さて、ここまでチョークの種類について見てきましたが、ぼくのおすすめは粉末タイプです。

ボルダリングの課題によっては核心の前にチョークアップしたいというものが必ず出てきます。

そんなときに粉末タイプ以外のものでは素早くチョークアップできないからです。

とはいえ、「自分が行っているジムは液チョーしかダメだ。」という時は素直にそれに従ってください。

液チョーは液チョーですごくいいので買っておいて損はないはずです!

まとめ

今回はチョークについて書いてきました。

たかがチョークと思っていたのに色々と種類があるのを分かっていただけましたか?

ボルダリングで使う数少ない道具の一つのチョーク。

ぜひこだわってみてはいかがでしょうか。

では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!