こんにちは、こんばんは。UGです!
登りにいけてますか!?笑
ボルダリングが趣味だという人はここ最近で増えてきました。
小学生から大学生、社会人の方など、実に様々な人がボルダリングを趣味にしていますよね!
でも学校や会社が忙しくてなかなか登りに行けないという人が多くいるのも現状です。
そんなとき自宅でトレーニングをするのにうってつけなのがキャンパスボード。
ぼく自身、登りに行きたくても行けない時期があったので作ることにしたんです。
ちなみにぼくが住んでいるのは賃貸なので一切壁に穴を開けずに作りました。
今回はそんな賃貸でもOKな自作キャンパスボードについてまとめていきます。
目次
材料・作り方
材料として使ったのは、こんな感じ。
- 枠組み用に2×4(ツーバイフォー)材を4本
- ディアウォール
- 壁面用に15mm厚のラワン合板
- ビス(50mm)
- ホールド用に角材の切れ端
- L字金具×4(ステンレス)
- ゴム板(クッション用)
めちゃくちゃ少なくないですか?
かかった費用は1万円ちょっと。
ただし、壁面用の15mm厚合板は頂きもののため、費用から除外しています。
とはいえ、合板を買ったとしても1万5千円〜2万円ほどでできてしまいます。
実はこれを作るためにマキタのインパクトドライバーも買ってますが、インパクトドライバーは結局使わなかったので費用からインパクトドライバー代は抜きました。
なぜ使わなかったかというと、めちゃくちゃうるさいからです。笑
とてもじゃないけど室内で使うようなものじゃありませんね。
なのでちょっとしんどかったですが、普通のドライバーで手回しで作りました。
また、よくある自作のキャンパスボードは、下に台座のように木を組んで自立させているんですが、その台座部分のためにはそこそこの広さが必要だなぁという印象でした。
↓こういうやつ(めちゃくちゃ合成ですが。笑)
しかも一番の問題は、うちにそのタイプのキャンパスボードを設置すると動線の妨げになって邪魔なことでした。(ここ以外に設置場所はない)
そこで、ディアウォールで2×4材を壁に固定し、さらに上部に突っ張り棒のようにこれまた2×4を伸ばし強度を上げた造りにしました。
ここからぼくが作ったキャンパスボードの材料について詳しく書いていきますが、キャンパスボードの形というのは、部屋の大きさや間取りなんかによって最適なものが変わってくると思います。
あくまでも参考程度にご覧いただき、ご自身の家に合うキャンパスボードの設計のヒントになれば幸いです。
枠組み用に2×4(ツーバイフォー)材を4本
3000mmの長さの2×4材を合計4本使いました。
うちの床から天井までの高さがぴったり2400mm。
→ディアウォールは2×4材を取り付ける場所の全長から45mmカットして使用するので、2×4材2本は2355mmにカット。
(2400mmの2×4材もあったので、それでも良かったですね。笑)
ちなみにAmazonだと2400mmの2×4材とディアウォールのセットが売られています。
自分でホームセンターで2×4材を買うよりかは少し割高になりますが、それ以上にかなりメリットも大きいです。
- ドデカい木材を自宅まで運んでくれる。
→ぼくは自家用車で運びましたが積載がギリギリだし、運ぶのが大変でした。 - 長さカット無料
→ぼくはホームセンターで有料のカットを頼みました。
ディアウォール
ディアウォールは上下左右で合計4つ。
2つ1組で売られているので、2セット購入しました。
壁面用に15mm厚のラワン合板
壁面には15mm厚のラワンベニヤを使用。
元々1820×910mmの長方形の板を半分に切って使用しています。
ちなみに今はもう半分のベニヤも取り付けて、ホールドを付けています。
これ、けっこう面白いです。笑
使っているホールドはこれ。
質感が本当に岩のようで、かなり良いです。
ビス(50mm)
ダイドーハントの万能パワービス(鉄:クロメート)長さ50mmを使用。
ホールド用に角材の切れ端
ホールドはキャンパスボード専用に売られているキャンパスラングは使用せず、めちゃくちゃ安くで売られていた角材の切れ端を使いました。
これなんかは2×4を切った時に余ったものです。
ピンチもできていい感じです。笑
L字金具×4(ステンレス)
この部品は、こういった突っ張り棒がある形のキャンパスボードを作るなら必要だと思いますが、必ずしもいるものでは無いですね。
参考までに載せています。
ゴム板(クッション用)
ゴム板もL字金具同様、必ずいるものではありませんが載せておきます。
でも、これの効果はかなり大きいです。
壁にキズもつかないですし、ショックをいい具合に吸収してくれています。
これが無ければ、キズもつくでしょうし、トレーニングをするたびにガタガタとうるさいと思います。
ちなみに、市販されている自立型のキャンパスボードもあります。
平山ユージさん全面監修の『宅キャンパ』
気になる方はBASE CAMP ONLINE SHOPにて購入が可能です。
自立式は設置するのにある程度のスペースが必要ですが、いいところは角度を自由に変更できる点ですね。
ぼくが作ったキャンパスボードは壁面の角度据え置き、12度です。
垂直の壁面に対して12度被ってきているということなので、90+12で102度の壁となります。
だいたい20度くらいまでの角度で、好みの角度にするとよく、角度が浅ければ指の力や引きつける力を鍛えるのに適していて、深ければ前傾斜での体の振られを抑える力を鍛えられます。
ぼくがキャンパスボードを作った目的は、指の力を鍛えることだったので浅めの12度にしたというわけです。
使ってみた感想
このキャンパスボード、けっこう使えます。
最初は(強度大丈夫かなぁ。)とおそるおそる体重をかけていっていたのですが、全然大丈夫です。
けっこうダイナミックにホールドを取りにいってもびくともしません。
地味なトレーニングなのかなぁと思いきや、正直けっこう楽しめます。
強いて言えば、もう少し壁面を高い位置にしたかったですね。
1番下のホールドを持ってブラ下がると、膝を曲げた状態で床すれすれなんです。
でもだからと言って壁面を高くすると上の突っ張り棒が設置できないので、仕方ありませんでした。
まとめ
ということで今回は自作のキャンパスボードをご紹介しました。
ボルダリング上達のためにまずトレーニングすべきは指です。
「指を鍛える」といっても様々ありますが、キャンパスボードを使ったキャンパシングは自宅でできるトレーニングの中でも面白くて効果的です。
忙しくてなかなか登りに行けなくても自宅で指を鍛えることができるのがキャンパスボード。
なかなかジムに行けない。けど強くなりたい。
そんな願望を叶えてくれる器具だと思います。
ただ当たり前ですが、作ったからといってそれだけで強くはならないので、努力は必要です。
「いかに楽しめるようにトレーニングメニューを組むか」
ということが重要になってきますね!
「指を鍛える」ことの重要性についてはこちらの記事に書いています。
⇒ボルダリングを上達するための頻度は?週何回登ればいい?