トレーニング

学ぶは真似ぶ。ボルダリング上達のためにすべきこと。

こんにちわ、こんばんは。UGです!

色々と学んで上達するにはどうすればいいか。

1番手っ取り早くいい方法は「真似をする」ということです。

はい。正直これが本質なのでこれ以上は何もないのですが、これだけだとあまりにも味気ないのでもう少し掘り下げようと思います。

「学ぶ」の語源

「学ぶ」の語源は、真似をするという意味の「まねぶ」 から来ているとされています。

思い出してみてください、学校で習った漢字や九九なども、元をたどればどこかの偉い人が作ったものをぼくたちが真似をして覚えてきました。それが「学び」でしたよね。

なので、何かを学んで上達したかったらまずは真似をすること。

ぼくにクライミングを教えてくれた人もよく言っていました。

「学ぶは真似ぶやからな〜」

自分の理想の姿になっている人の真似をする

上達するためにはまず真似をすればいいということは分かっていただけたと思います。

ただ、真似をする対象を間違えるととんでもないことになってしまうので、そこは慎重に吟味する必要があります。

例えばある山を登ろうとするとき、頂上まで最短で行くにはどうすればいいでしょうか?

そうですよね。実際に頂上まで行ったことのある人にその行き方を聞くことが、頂上まで最短で行く方法です。

ここで注意しなくてはいけないことが、 「人によって頂上への行き方は無数に存在する」ということです。

ハイキングコースを歩いて行く人。本格的な登山道を行く人。藪をかき分けながら冒険的な行き方をする人。頂上までロープウェイで行っちゃう人…自分がどの行き方をしたいのか理想の形を明確にして、その行き方をしている人に聞かないと意味がありません。

そこさえ間違わなければ、「頂上まで最短で行く」 ということに関して7割方終わったと言っても過言ではありません。

まず理想の姿を明確にする。

そしてそれを実現している人を見つけて真似をする。

これが上達への近道です。

色々な人のいいとこ取りをするのではなく、特定の人の完コピをする

理想の姿を実現している人の真似をすることはお分かりいただけたと思います。

しかし、真似をするにあたって注意して欲しいことがあります。

それは「色々な人のいいとこ取りではなく、特定の人の完コピをする」ということです。

どういう事かというと、自分の理想どおりの登り方をする強いクライマーを見つけたとします。

すぐにその人の登り方、トレーニングなどを真似すべきです。

と、同時にもう1人強いクライマーを見つけたとします。

どうやらこの人はトレーニングで懸垂を重点的にして強くなったらしい。

最初に見つけた理想のクライマーはあまり懸垂はしていないらしいが、このクライマーは懸垂で強くなったと言っている。

じゃあ理想のクライマーがしているトレーニングに加えて懸垂もすることにしよう!…

と、ここでちょっと待った!です。

理想のクライマーが懸垂をしていないのならすべきではありません。

理想のクライマーのトレーニングにプラスして懸垂をしてしまうと、もしかしたら筋肉が付きすぎて身体が重くなってしまうだけかもしれません。

もしくは、単純にオーバーワークで故障をしてしまうかもしれません。

例えて言うなら、寿司屋の大将こだわりの醤油を、有名フランス料理店の料理にかけるようなもんです。(わかりにくい?笑)

それでも懸垂がしたいなら、その理想のクライマーに聞いてみればいいと思います。

聞いてみて「やってもいい」という返事なら、その人の考えがトレースされているので、強くなれる可能性は高いでしょう。

ただ、その人が体現しているわけではないのであくまで可能性です。

蛇足になる可能性も十分にあります。

なのでそれよりも、とりあえずは理想のクライマーがこれまで辿ってきたことをすることが先決です。

まとめ

実直に全てを真似するには素直さが必要で、正直けっこう難しいです。

でもそれをすれば、自分が憧れている理想の姿に一歩近づけます。

それを忘れずに日々努力を続けることが、上達のためにすべきことです。

ちなみにこの記事に書いていることは、何もボルダリングに限ったことではありません。

なにか「上達したい」という全てのことに当てはまります。

是非とも活用してみてくださいね!

では、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!